ハクソーリッジ

ハクソーリッジを観ました



監督はあのハリウッド俳優の「監督はメル・ギブソン」です


日本版の映予告では沖縄戦の映画であるとは、一切告知していないらしく、理由としては

沖縄県民に配慮したとの事。

映画のタイトルで名なのですが

この映画の戦場の舞台は、沖縄戦の最大の激戦地である「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地。

北側が急峻な崖地となっていて難攻不落な場所だったみたいです。

(劇中では、先行隊が6回攻め入って6回撃退された末に壊滅したとのこと)

米軍がこの崖につけた呼称(ハクソー=のこぎり・リッジ=崖)

ちなみにその崖の高さは150メートルの絶壁だそうです。

ちなみに、この映画の主人公は実在した人物の話しです。

映画のラストに本人がインタビュされて当時のことを語ってます。

ですので、この映画は「史実」です。

この主人公の凄い所は沖縄戦の激戦区だったのに

敵を一人も殺さずに、しかも戦地で銃を持ったことがない

というところ。

彼はセブンスデー・アドベンチストというキリスト教の中でも非常に非厳格で聖書原理主義的な

宗派の1人だったんです。

聖書の中にある「汝殺すなかれ」というのを完全に守るというのが彼らの主義なんです。

だから戦争に行っても、武器を持たないで良いってことになる。

まあ、軍って言うか所属する部隊がそれを認めるまで、軍事裁判まで起こさせるんですけど。

結果、良心的な兵役拒否ということでそれがみとめられて、訓練期間は銃の扱いは

受けづ「衛生兵」としての訓練を受けるんです。

すげーなアメリカ。

当時の日本なら非国民扱いされ、兵役を全うできづ、家族は村はずれにされ

肩身の狭い思いをしなくてはいけなくなるのに・・・。

劇中での戦地で彼が救助した人数はなんと75人。彼自身も4回負傷しています。

作品だけ観ると、彼の初陣が「前田高地」のように感じるのですけど

彼は、沖縄戦に参加する前にグアムの戦い、フィリピン諸島の戦いに参加し

戦闘下での負傷兵の救護によりブロンズスターメダルを受章してるのです。

ちなみにこの沖縄戦でも1945年10月12日、名誉勲章(メダル・オブ・オナー)を授与されています。

主人公のデズモンド・ドス -を演じたのは、デヴィッド・フィンチャー監督による『ソーシャル・ネットワーク』や

マーク・ウェブ監督の『アメイジング・スパイダーマン』で主人公ピーター・パーカー / スパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールド

です。

僕は、始めまったく気が付かなくて後半になって「あれ?観たことあるぞこの人」って感じで気が付きました(笑)

話しの構成は、前半に主人公の幼少時代の話から成人になり陸軍に志願する第一部と

陸軍に志願し戦地に行くまでの訓練期間を描いた第二部。

そして、戦地で「戦う」第三部の三部構成になっています。

「フルメタル・ジャケット」という映画も構成が似ていて

この映画も、一部が海兵隊の訓練時代の話で、二部がベトナム戦争の戦地での話しという

二部構成になっているんですね。

この映画は前半の訓練兵時代の話の方がインパクトがあって

割と前半部分が有名だったりします。

後半も緊迫感があって面白いんですけど

見どころろは、前半部分かな(笑)

興味があったら、「フルメタル・ジャケット」「ハートマン軍曹」でググってみてください。

感想

主人公は兄弟がいて、お兄さんがいます。

冒頭の部分で、幼い二人がと高い崖を上っていくシーンがあるんですけど、

後半の沖縄戦で描かれてる、150メートルの崖をのぼっていくんだとう

伏線が描かれていて、おもしろかったです。

あと、この二人の父親が第一次対戦に参加しているんですけど、その戦争の後遺症で

心に傷を負ってしまって、アル中ぽくなり母親に暴力したりするんですけど・・・。

監督のメル・ギブソン自身も奥さんにDVとかして離婚とかしているので

「これ、おまえじゃん」なんておもったりしました。

あと、幼少期にドスが兄と喧嘩しているとき、勢い余って煉瓦で兄の頭を殴打してしまうシーンが

あるですけど、このシーンも「メル・ギブソン」の性格を描いているのと、これからのドスの物語である

「非暴力」への伏線のように感じ、うまい描き方だなっておもいました。

後半の沖縄戦の描写なのですが、今回部隊が「沖縄」なので敵役が

「日本人」なんですよ。

なので、僕は主人公達と同じ視線で観れていなかったかもしれない。

作品の中で、「日本人」が殺されていくシーンは、やっぱり悔しいし

「日本人」が主人公たち「アメリカ人」を倒していくシーンは

「よし」って思ったし。

心がすごく痛かったのは、「天皇陛下万歳」と叫びながら

ただひたすら突撃を繰り返してくる「日本人」が「アメリカ人」のてによって殺されていくシーン。

実際の戦闘でも「天皇陛下万歳」と叫びながら、散って行った「日本人」が沢山いたみたいです。

機銃照射するアメリカ兵に対して白兵突撃をするしか、攻撃の手段が無かった為と、

何かの本で読んで知ってはいたのですが、観ていてなんか悔しかったです。

ただ、ものすごい接近戦だったため、銃を使用する作戦よりも、白兵戦に

持ち込んだ方が有利だったとうい説もあります。

銃弾飛び交う、戦場で銃を持たず、ひたすら負傷者を救助する主人公は

勇敢で恰好が良い。

これが、創作だったらきっと主人公は最後シーンで仲の悪かった同期を助ける為、自分の戒律を破り

銃を手にし「日本人」を撃つ。そして、友情が芽生える・・・みたいな描かれ方をしたのかと思うのですが

彼は最後まで「銃」を手にせづ、戦い続けるんです。

そこは、かっこいいと思いました。



kobuna Cafe

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