ダンケルクを観ました
監督は、バットマンの「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン。
CGを一切使っていないとういことで、話題にもなった映画です。
ちなみに「ダークナイト」でも、CGを使わずに、ビルを一個
ぶっ壊しています。
かなり、ぶっとんだ人です。
戦争映画としたら、結構地味な映画だなって思いました。
あたまおかしいって思われるかもですが、
もっと血まみれな戦闘シーンや、撤退を待ち続ける
兵士へのドイツ空軍からの機銃掃射が、あると
何ていうか
戦争映画としての「リアル感」が
あったのかなって思います。
だから、この作品は、リアルな戦争映画ってよりも
サスペンス映画だなって、観ているときに
感じます。
まあ、それはノーラン自身も、インタビュの時に
言ってるんですけど。
あと、この映画の面白い所は
同じ時間軸の中で、3つの場面を交差させている所。
1つは、撤退の時期を港で待ち続ける、イギリス兵たち
2つ目のは、ダイナモ作戦に参加した、民間の遊覧船の
乗組員たち
3つ目のは、3機のイギリス空軍の視点。
この3つの場面が、交差して物語が進んでいくので
斬新に感じます。
なんとな初期の村上春樹の小説みたいに感じました。
たぶん、このダンケルクの戦いって、日本人には
なじみがない戦争なので、一度観る前にWIKIで
ダンケルクの戦いを閲覧してからみた方が
よりわかりやすいかも・・・
(僕的には観た後に、ウィキをみて再度見直してほしい)
※ネタバレ注意
ラストのシーンで撤退が成功し、イギリスに無事生還した、主人公達
汽車に揺られ、故郷に帰る途中で停車した駅で、トミーは新聞を購入する。
その新聞の記事には、ダンケルクの撤退の記事が一面を飾っている。
「33万人が撤退。下院で演説」
この戦いで、イギリス軍は約3万人の兵員を捕虜として失い、戦車や火砲、トラックや重装備の大半の放棄を強いられたんです。
数十万の兵士がほぼ丸腰で帰還、イギリス軍は深刻な兵器不足となったのです。
だから、帰国したトミーは撤退してきた自分たちには、非難を浴びることを恐れたんですね。
先を読めないトミーは、一緒に撤退した、ギブソンに
「耐えられない」
「群衆がいたら唾を吐きかけらる」
と言って、新聞を投げ渡します。
「おまえが読め」
と言って。
ギブソンは、投げつけられた新聞を受け取り、声に出して
新聞を読み上げます。
「撤退による勝利はない」
「だが、この救出劇は一つの勝利だ」
「奇跡の救出劇に感謝する」
駅で彼らを待っていたのは、罵声ではなく
生還した彼らを、歓迎する声だったのです。
もう一つ、空で戦っていた空軍兵士が
燃料が無くなるまで、撤退戦を援護し
その燃料のないコントロールの効かない戦闘機を
自軍の被害の出ないところまで、操縦し
敵の勢力内に不時着し、敵の手に戦闘機が
渡らないように、破壊し
捕虜になっていく・・・。
燃料がなくなってまで、軍人であり続けた
彼の姿は、すごくかっこいいと
思いました。
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